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体のゆがみ(姿勢の良さ)を正しく知るため自分で姿勢の評価をしよう

「ご自分の姿勢についてどのように思われていますか?」 

このような質問をしますと、返答はだいたい同じです。

「いや、あまり姿勢はいい方だとは思いません。自分としては姿勢が悪いのをなんとかしたいんです・・」
のような内容です。

体のゆがみについてもお尋ねすると同じような答えが返ってきます。
謙遜でおっしゃってるのか、本当にそう思って言われているのか、判断に困るところです。

私は、『姿勢』を評価しそこからアプローチするのを専門にさせていただいているのもあって、治療の際には患者さんの姿勢を必ずチェックさせていただきます。

それだけではなく、街中で待ち合わせてボーっと立っている時や、知り合いに会った時なども必ずチェックしてしまうようになってしまいました。

その中で感じるのは、
『姿勢が悪い』
と言うにもやっぱりその姿勢の悪さは一様ではなくてそれぞれに癖というか特徴が見えてきます。

その自分の姿勢の癖から自分の身体で症状が出やすいところ、出にくいところなどの傾向も読み取っていけるようになります。

姿勢の評価がうまくできるようになれば

  • 一般の方
    自分のウィークポイントを知ることで症状が出る前に対策を講じやすくなる
  • 治療家(セラピスト)
    姿勢評価をあまりされない治療家の方であれば、患者さんの身体の情報をかなり深くまで知ることができ、より効果的な治療につなげることができるようになります。

今まで、ただ単純に

「姿勢悪いですねぇ~」

「姿勢良くしないと身体に負担かかりますよ」 

なんて漠然としたことしか言えなかった治療家も

「姿勢悪いの嫌ですよねぇ~」 

なんてどこか他人事で話していたみなさんも

『姿勢を詳しく・正しく知る』
ことで得られる恩恵は非常に大きいことに気づいていただき、健康作りに役立てていただければと思います。 

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姿勢(アライメント)の評価

一般的には『姿勢の評価』という言い方ですが、治療家などの中では『姿勢』のことを『アライメント』と言うことがあります。

『アライメント:alignment』とは、
日本語で『並べる、比較、配列』
などの意味になります。

これを姿勢の評価でそのパーツの配列を評価することから
『アライメント』
という言い方をするようです。

しかし、気取った言い方をしているだけで意味合いはまったく一緒なのであまり気にしなくても構いません。

 

基本的な姿勢(アライメント)の評価は

『まっすぐ立った状態(静止立位)の前後左右の4方向』
から行います。

  • 正面姿勢評価1後面姿勢評価3右側面姿勢評価4左側面姿勢評価2というような感じですね。

どなたかとペアで評価しあうのが1番いい方法じゃないかと思いますが、ご自分で行うときは

姿見の鏡を用意する

セルフタイマーで写真を撮る

などをすれば、ある程度は一人で評価することも可能でしょう!
基本的な姿勢(アライメント)を評価するときの注意事項を先に紹介します。

  1. 自然体で立つ
    「姿勢を評価する」となった時点で、無意識に姿勢を良く見せたいという見栄の心が働き普段の姿勢と違って妙に背筋を伸ばしていたりするものです。
    これはある程度避けられないことではありますが、なるべくいつも通りに立っていただければと思います
  2. 全体と部分を見る
    評価するためのポイントに意識がいってしまい、そのポイントまわりばかりに気をとられてしまいます。
    『木を見て森を見ず』ということになり、偏った評価になったり、大切なところを見逃したりしてしまうことがあります。そこで、必ず最初に全体の印象をチェックしてから、部分を評価し、途中でまた1回全体に引いて見てから部分を見る、というように『全体と部分を交互に診る』癖をつけましょう!
  3. なるべく触らない
    評価するポイントをむやみやたらに触って刺激するとそれに反応して、相手の身体が自然な状態でなくなっていきます。
    触る必要があるときも必要最小限にしましょう!
  4. 評価内容は言わない
    評価している途中に
    「腰は少し前に出てて~肩は逆に後ろにいってるんかぁ~」
    なんて内容を言ってしまうと相手は間違いなく反応してしまいます。話をするのは評価がすべて終わってからにしましょう!
  5. 自分の目は当てにならない
    よく駆け出しの治療家の方にあることなんですが、1度みた評価に根拠のない自信を持ってしまって再評価や他の視点での評価をしない(絶対視してしまう)ことがあります。しかし、人間の目なんて感情や気分・思い込みなどでいくらでも見え方が変わってしまうもの。それくらい不確かだからこそ一生懸命評価し、更に定期的に見直すくらいの謙虚な気持ちが求められるのです。

では、さっそく評価していきましょう!

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1、正面からみた姿勢(アライメント)

正面向いて立っているところから評価していきます。
基本的には自然体で正面向いて立っていただけたらそれで結構です。

足をピッタリくっつけても足幅2腰幅くらいに開いても足幅1大きく幅をとっても足幅3
基本的には、腰幅くらいを目安にしておき自分が立ちやすい幅を選んでもらいましょう!

姿勢評価1

モデルの方には何も指示していませんが足をそろえて立っています。
これが立ちにくいわけじゃなくて本人さんが自分で選んでいるならそれで構いません。

治療の経過を見たりするなどの理由でその方を継続して評価するようなことがわかっている場合には
『足幅はどのくらいの幅で評価することにするのか』
決めて記録しておくことが大切です。

 

正面向きでの全体の観察

まずは全体を見てみます。
両足の中間の位置から床からの垂線を引きます。

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このとき

  • 股間(恥骨部)
  • へそ
  • 鳩尾 (みぞおち)
  • 胸骨
  • のどぼとけ
  • 眉間

など、身体の中心にあるだろうと思えるところが垂線上にあるのかをみてみます。

ここで
「垂線が身体の中心を通るもんじゃないの?」
なんて思い込みを持たないようにみてみましょう!

これらが線上に来ない例にどんなものがあるか示しておきます。

  • 股間(恥骨部)
    左右の足の開き方・体重のかかり方が均等でない左右の足のクセの差が激しい方、『腰痛』『股関節痛』『膝痛』などのある方などはここからズレている場合があります。
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  • へそ
    『臍(へそ)曲がり』という言葉が昔からあるように、意外と左右にずれることがあります。
    また、骨盤の捻じれが強い場合などはズレていきます。
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  • 鳩尾(みぞおち)・胸骨
    『脊柱側弯症』や他でも背骨の歪みがある場合、前の胸郭にも影響が起こります。
    片側の肩・肘・腕をよく傷めてしまう方などはここから歪んでいる場合がよくみられます。
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  • のどぼとけ
    胸骨とのどぼとけの兼ね合いを見ることで首の歪みを確認することができます。
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  • 下あごは頭のバランスを最終的に微調整するときに位置が変わります。
    ここはよくよく見てみるとかなり高い確率でズレてます。
    このズレが大きいと、『顎関節症』『滑舌の悪さ』『片頭痛』などにも影響を及ぼします。
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  • 鼻・眉間
    頭自体が少し首を傾げたように歪んでしまっている方がいらっしゃいます。
    その傾向を簡単に知るためにここのチェックは外せません。『首・肩こり』との関連は非常に大きい場所です。
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このように部分をきちんと評価することも大切ですが、
「全体的にこの人右に傾いていってるなぁ~」
とかいう人もたくさんいらっしゃいます

今回のモデルさんは若干右に傾きがありました。

そのため、評価の最初・途中・最後の3回くらいは忘れずに全体をみておくようにしましょう!

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左右の違いを観察

次に、左右対称にある各パーツについてその左右の差を評価します。
これは、テレビとかである『5つ間違いを探せ!』的なものに近くとにかく左右でどう違うかを見つけるだけですから比較的簡単です。

  • 足先
  • 骨盤~ウエスト
  • 腕と体幹との隙間
  • 指の握り
  • 肩の高さ
  • 口角
  • 顎の筋肉のハリ
  • 目の高さ
  • 耳の高さ

これらの左右の違いを比べておくと何かと役立ちます。

では、これらが具体的にどのような差が出て、そこからわかることの例を挙げていきます。

  • 足先足先
    全体として、
    ・足先が外向き(正常ないしがに股)
    ・内向き(内股)
    なのか、そこからより外側に開いている側があるか、この開きの差がある人は足のアーチの高さの差も大きく出ます。
    それだけ、左右で
    ・蹴り足(活動脚)
    ・軸足(支持脚)
    の役割分担が強く出ているか
    このモデルさんだと、右足を少し前に出していて左足の方が若干開いているように見えますね。
  • 下腿
    腰幅に開いて立てば、おおよそ股関節から足までが一直線近くなります。
    ・O脚(膝が外にある)
    ・X脚(膝が内にある)
    場合には位置が変わりますし、それが片足だけに傾向が強く出ることもよくあります。
    この写真では若干右膝が内向いているようにも見えます。
  • 骨盤~ウエスト体幹
    『腰痛』『股関節痛』などがある方や、下半身の筋肉の柔軟性の左右差が強い人などは骨盤がどちらかにシフトしていることがあります。
    それによって、ウエストラインの見え方が変わります。
  • 腕と体幹との隙間体幹2
    胸郭と骨盤の整列がずれていると、脇のところの隙間の面積の大きさや隙間の形に違いが出ます。
    写真では左の骨盤がやや出ているように見えます。
  • 指の握り指の握り
    腕に力が入りやすい人は、こぶしの握りが強くなる傾向があります。
    上肢(腕、肩まわり)の緊張の強さの参考になります。
  • 肩の高さ上半身
    左右見比べてれば簡単にわかりますね。
    例外はありますが、『首・肩こり』『四十肩(五十肩)』などが起こりやすいのが下がっている側です。
  • 口角・顎の筋肉顔
    顔の筋肉の緊張・顎の左右の移動などによる顔まわりの歪みの評価ができます。
  • 目・耳の高さ
    基本的に上がっている側に『眼精疲労』『片頭痛』『首こり』などの症状が起こりやすくなります。

ひとつひとつ見ていくと、気づかなかった左右差などがいくつも発見できることでしょう!
そこで、テンションが上がってしまって、相手の身体をグイグイ何回も押したり、どう違うかを口にしないようにメモを取るなどの工夫をしましょう!

そして、また部分にに気をとられてここでも全体をみることを忘れがちになってしまいます。
しっかりと『全体と部分』を交互に観察することを意識しましょう!

 

後ろからの全体の観察

正面の次は、後ろ向きでの姿勢を観察してみましょう!姿勢評価3
段取りの都合で側面をしてから後ろ向きでも構いません。

ここで、ひとつ大事な注意ですが、
『正面で得られた情報を鵜呑みにしない』
ことです。

例えば、正面向きのときに、

骨盤の右側方移動

左のわきと体幹の間の隙間が大きい

右肩が下がっている

などの評価が得られたとします。

そのときに
「後ろ向いただけだからさっきと同じ評価になるよねぇ~、肩は右が下がって・・・」
みたいに決めつけるのはやめましょう!
特に肩の高さなどは、正面で得られた結果と同じとは限りません。
逆に見えることもしばしばです。

後ろ向きでは新たな評価をするつもりで行い、後で正面で得られた評価と比べ一致しない場合はそこをもう一度みるように心がけておけば、評価の精度があがりやすくなります。

 

後ろ向きでの全体の観察

まずは後ろ向きになった時の正中線に位置するだろう箇所が両足の中点からの垂線上にあるのかどうかをみていきます。姿勢評価7

  • お尻の割れ目 
  • 背骨 
  • ぼんのくぼ

後ろから見たときの方が全体として背骨という正中線上にないといけないわかりやすい目印があるので評価しやすいですね。
あと、相手と目が合って気恥ずかしいこともありませんのでじっくり観察することができます。

そこで、まず知っておくと役立つことを2つ紹介しておきます。

 

1、3つのパーツに大きく分けて見る

正面でも言えることなんですが、各部分を細かく見ているとわかるようでわからなくなってしまうことがよくあります。

そこで、見るポイントを

  1. 胸(胸郭)
  2. 骨盤(腰・股関節)

の3つに絞って、この3つが中心からみてどの位置にあるかをまずざっと見てしまう方法です。体幹分類
大きくはこの3つが積み木のようになってバランスを取りあっていると思っておくと全体の雰囲気を察しやすくなります。

 

2、中心線から外れているほど身体に問題がおこりやすい

もう一つのポイントは、中心線に対して各パーツがずれていることがあります。

そのとき、
『中心線からのズレが大きいところほど、その部分に問題が起こりやすい』
ということをざっくり知っておくとよいでしょう!

例えば、胸郭が右側にシフトしているのが強い場合、

胸郭に関連する場所(背中、上肢など)に問題が起こりやすい

特にシフトしている右側の肩・背中が凝ったり、右上肢(肩・肘・腕・手)に問題は出やすい

とざっくり見ることができます。
(例外はつきものですが、ざっくりあたりをつけるには役立ちます)

 

後ろから左右の違いを観察する

今度は後ろから見て左右にどう違いが見えるか?
というところをみていきましょう!姿勢評価7

正面から見たときと重複するところもありますが、そういったところもダブルチェックのつもりで見てみましょう!

  • 足先がどれくらい見えるか
  • 骨盤のライン
  • お尻の筋肉の付き方
  • 背筋のハリ、付き具合
  • 腕と体幹との間にできる隙間
  • 肘の曲がり具合
  • 肩の高さ
  • 耳の高さ

です。

  • 足先がどれくらい見えるか後ろ足2
    後ろから見たときはふくらはぎが邪魔して足先はほとんど見えません。その中でも足の指が何本か見えることもあります。後ろ足3これを『too many toes sign』といい、足部の外転の傾向を知る手掛かりになります。
  • 骨盤のライン後ろ姿
    骨盤の側方偏位についてわかります。『腰痛』『股関節』に問題を抱えている方は、ここの左右差が大きく見られることがままあります。
  • お尻の筋肉の付き方
    お尻の筋肉は同じように使えていない方が多く、左右で・蹴り足(活動脚、利き足)・軸足(支持脚)などの役割分担が大きい人や、骨盤の回旋の歪みなどが強いとより筋肉の付き方に差ができます。
  • 背筋のハリ、付き具合
    体幹の歪みがわかりやすく表れているのが、背中の筋肉の膨隆具合です。ここから、全体の歪みの方向への推測がつけられます。
  • 腕と体幹との間にできる隙間
    前からみたときと同じような結果になるのが一般的ですが、身体の捻じれの影響が強い場合は前後で見え方が異なります。
  • 肘の曲がり具合
    緊張が強いと曲がり傾向が見られます。
  • 肩・耳の高さ後ろ姿2
    基本的には正面のときと同じ評価になりますが、身体の捻じれが強い場合逆に見えることもあります。決めつけないで正確に評価しましょう!
    このモデルさんは、正面の時よりはっきりと肩の高さに左右差がみられます。

 

横から見た姿勢の観察

『身体の歪み』を評価するときには、前後から見てその左右の差などチェックすることが多いです。
『姿勢の良さ』の評価としては、次に紹介する横から見た立ち姿勢を評価することが一般的です。姿勢評価2

正面のときと同じように立っているところから床からの垂線を引いて、そこ線上にあるべきランドマークがどれだけズレているかを見ていくことを基本とします。

 

中心軸に対する全体の姿勢

横向きでなるべく意識しないで自然に立っていただきます。

そのとき、
『外くるぶしの前(立方骨あたりとも言われています。)』
を通る床からの垂線を引きます。姿勢評価6

そこから

  • 膝関節の中央よりやや前方
  • 大転子
    『気をつけ!』の姿勢をした際、手首付近に当たる股関節にある大きな骨の隆起。軽く屈伸すると前後に移動することでも確認できる
  • 肩峰
    肩甲骨から外側に行った端。(写真)毎回うまく見つけられない場合には、簡便さと正確さを優先するために、肩をつまんだ中点という場所の取り方をするのも良いと考えます。
  • 耳垂(みみたぶ)

が、その垂線からどのくらい離れているかをみます。
先ほどのポイントは垂線上にあることが基本です。

  • 膝関節の中央よりやや前方
    『変形性膝関節症』の方など膝の伸展障害がある方などは、前に出て膝が曲がっていたり、逆に女性に比較的多い『反張膝』などでは後ろに行く傾向があります。
  • 大転子
    いわゆる『不良姿勢』という場合には、ほぼ前に出ていきます。重力下での適応ができず体幹を支える適切な腹圧が得られていないことで主に起こります。
  • 肩峰
    一般的には、『猫背・巻き肩』などで前にある傾向が強いですが、『スウェイバック姿勢』などの場合では後ろに来ることがあります。
  • 耳垂
    我々は、基本的に・目からの情報に頼っている・前方の対象物に対して行動をする ことなどから必然的に前に行きがちです。

 

横からの姿勢における左右の違いを観察する

あまり、評価で使われないのですが、意外な癖がわかったりするのが
『右側面からの姿勢の見え方と左側面からの姿勢の見え方の違いをみる』
ことです。

これは、

右側面から左側面

左側面から右側面

と両側からみることはもちろん必要です。

これでわかるのは主に、
『身体の捻じれ』
です。

写真撮影してゆっくりみてみる方が分かりやすいと思います。


  • 奥にある足が見えてきます。
    これにより、骨盤の捻じれによる影響を考えることができます。

  • 奥にある腕や手が見えることがあります。
    体幹の捻じれの影響を見ることができます。

  • 肩からの背中の見え方を左右で比べることで体幹の捻じれの影響を見ることができます。

  • 奥の目が見えたり見えなかったりで頭(首)の捻じれの影響を見ることができます。

これらを複合的に整理していくことで、立体的なイメージがかたまってきます。
もちろん、観察する位置の違いで理屈に合わない結果が出たりすることはしばしばです。
しかし、これらを細かく観察することで得られる情報が非常に多くあります。

 

おわりに

『立位姿勢』を観察すると一言で言っても、

ざっくりと姿勢が良い・悪いなどをみるだけで観察する

中心軸からどのように患者さんがズレているかを説明するだけ

正面からの左右の差だけをみて身体が歪んでいると言ってしまう

などで終わってしまっている方が多いように感じます。

たったそれだけしか情報を得ないのは非常にもったいない話です。

観察を深めていけば、姿勢観察のみで

身体のどこの部分が負担を受けやすいのか

患者さんの痛みを訴えている場所の改善方法

治療を行うポイントをうまく絞ったりする

ことなどができるようになります。

極端な話、患者さんと診察に入って話を聞く前にかなりの情報を得ることができるのです。
このような視診は、東洋医学では『望診』と言われ、触診などよりも価値が高い位置づけになっています。

一朝一夕でできるようになることはありませんが、観察を続ける癖を持つことでそのスキルは磨かれて行きます。
その最初の一歩の材料となっていただけたら幸いです。

 

ポイントを整理

 ポイントがわかればだれでもできる姿勢観察

自然体の観察で得られた情報は珠玉

部分にとらわれず、全体と部分を行ったり来たり

前後・左右・捻じれ、立体的に視る

コツコツ磨けば神技に近づけます

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